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2012年4月10日 (火)

4/8(日)原発いらないもん!デモ@横浜 に行ってきました。

TwitNoNukes神奈川が主催する初のデモ「原発いらないもん!デモ@横浜」に行ってきました。

久々の横浜は、思っていた以上にでかい建物が多くてちょっと焦りましたが、なんとなく海を感じられる雰囲気は好きです。

横浜の東電前では、以前からデモが行われれていますが、日曜の人が多い時間に中心街でやるデモの意義は大きいのではないかと思います。

城南信用金庫の前で応援コールしたり、東電、横浜市庁舎、神奈川県庁舎と、悪の組織のアジトだらけで面白いコースでした!

渋谷に続いてTwitNoNukesデモですが、雰囲気はいいですね。やっぱりこのような形が理想的なのではないかな…と思いました。あとは地域性というのもあると思いますけど、動員で大勢集まるデモは、報道されればインパクトありますが、沿道から見る分には数百人でもインパクトありますし、気楽に参加できそうな感じというのは重要だと思います。

今回は、動画と写真が大差ないので、動画だけ載せます。10分あるので、暇で暇でしょうがない人のみ、見ていただけたら幸いです。

2012年3月28日 (水)

暫定規制値の改定に備えて騙されないように再確認。

飲食品の暫定規制値が4月から改定されるということで、とっくに決まっていたことなのに、急に出てきた話かのようにテレビでは話題になってきました。しかし、この1年、全く何を見てきたのか、と言いたくなる酷い解説と印象操作。

暫定規制値の意味を再確認し、詭弁に騙されないように注意したいところです。

食品の放射能汚染を注視している方々の中にも、未だに勘違いしている人が多い、暫定規制値の意味をシンプルに考えてみましょう。

まず、言葉の問題ですが、当初「暫定規制値」なのか「暫定基準値」なのか、官僚の作った文書でも多少ぶれがあったのですが、政治家は「規制値」で統一されていて、テレビでは民放は「規制値」と表示するのが普通になってきました。しかし、相変わらずNHKだけは、「基準値」の方を使っています。

僕はツイッターで何度も言ってきましたが、これは重要な問題だと思っています。

言葉というものは、表面的な意味だけではなく、裏に込められた思惑までなんとなく人に伝わってしまうものです。何がそんなに違うんだ、と思うかたもおられるでしょうが、
「基準」という言葉を使うと、なんとなく安全基準、つまりその数値より下なら安全であることが確認されているように感じてしまうのではないでしょうか。

政治家は、最初から全く安全を保障してなどいないのです。

規制をかけると言っているだけなのです。

だから必ず、「暫定規制値」という言葉を使わなければなりません。

僕はとあるNHKアナウンサーに、ツイッターでこれについて質問しました。どうして本当は規制値なのに、NHKでは基準値と言うのですか?と。すると、返事はもらえませんでしたが、フォローしてくれました。

*

さて本題に入ります。

以下は例え話です。設定や数字は、あくまで架空の設定であり、どこかに同じ状況があることを表しているものではありませんので、ご了承ください。

*

まず、ある人が、とある小部屋に閉じ込められたとします。外には出られません。
その部屋には、4つのコップがあり、そのうち3つに水が入れてありました。

Water01

既に長い時間、何も口にしておらず、今、水を飲まなければ、一週間後に死んでしまう、という状態になっています。はたしてこの水は、飲んで大丈夫なものなのか。

Water02

コップをよく見ると、なにやら注意書きがあります。

「これらの水の一部は、ある毒物によって汚染されています」

そして、コップ一つひとつにもなにか書いてあります。

Water03

A:汚染なし
B:5日で死ぬ
C:10日で死ぬ
D:(空なので、飲まないことになるので、7日で死ぬ)

このような状況で、もちろん表示を信じるとしたら、誰が考えてもAの水を飲むことでしょう。

では、もし、Aの水が手に入らないとしたら…

Water04

残りの3つを、長生きできる順番に並べると…

C:10日で死ぬ
D:飲まないので7日で死ぬ
B:5日で死ぬ

ということになります。

これを、暫定規制値を決めて規制をかけるとしたら、飲まないよりも早く死ぬ、Bのみに規制をかけることになります。しかし、Cが安全ということにはなりません。


これが暫定規制値の運用の仕方と性質です。

実際の規制値が、時間がたつにつれて厳しくなっていくのは、汚染度が下がっていった場合に、上記の例で言えば、20日で死ぬ水が手に入るようになるなら、10日で死ぬ水はもう飲まないほうがいいことになる、ということになるわけです。

つまり、暫定規制値というものは、最初から"安全な数値"ではなく、"飢え死によりましな数値"なので、状況に応じて変化するのです。

だってそうでしょ?

最初500だったものが、数ヵ月後に100になったら、その間の数値はいったいなんなの?
人体に影響がない数値だったら、どうして下がるの?

そういったことから、暫定規制値以下であること自体を安全基準には出来ないので、それだけでその食物を避けることを風評と言ってはいけないのです。

もちろん、風評被害がないとは言いません。しかし、規制値以下なら安全なのに…という話をしていたら、その人は、理解していないか騙そうとしているかのどちらかということになります。

以上のように、暫定規制値とは、消費者の安全面から考えるべきことであって、決して生産者の経済面から考えるべきことではないのです。

生産者の収入を守るために、消費者が身体を差し出す。どう考えてもおかしな行為でしょ?

お金で解決できることはお金ですればいいのです。

そして、取り返しつかない土地の汚染や先祖代々の伝統などは、消費者が食べても救えないのです。

街頭募金にお金がかかる?

2012年3月27日(火)のテレビ朝日モーニングバードにて、聞き捨てならない話題があったので、取り急ぎ簡単に報告します。

※原発とか放射能とか瓦礫の話題ではありません。

◆以下番組紹介◆

先週木曜、都内で開かれた震災の復興イベント「赤十字ボランティア復興支援イベント」

ここに、一年前に同番組で取材した学生たちがボランティアで参加していた。前回の取材の後、活動を続けていたのかと思ったら、予想外の返答が返ってきた。

【東京都青年学生赤十字奉仕団 神作 亜友美さん(20)】

神作「東日本大震災の募金は、あの4月1日1回だけだったんですよ」

Img_0587

神作「許可をとるのにお金も必要だったりとか…」

80人もの学生ボランティアが参加した募金活動。

Img_0588

7箇所に分かれて行ったのだが、実は、場所の確保に経費がかかっていた。

Img_0589

道路の使用許可を取るための手数料が、一箇所につき2100円

7箇所だと1万4700円。

彼女達の一年間の経費は1万5千円。最初の募金活動で、ほぼ使い果たしてしまったのだ。

【東京都青年学生赤十字奉仕団 寺田 瑞穂さん(21)】

寺田「集まった義援金から手数料とかを引くわけにはいかないので、自分達でお金をだしてやるか、やらないか」

Img_0590

寺田「あまり負担が大きくなると、それはやっぱりボランティアとはちょっと違ってくると思うので…」

◇VTRを受けてスタジオ。

羽鳥慎一「これ…ま、しょうがないんですかねぇ」

Img_0591

舘野晴彦(幻冬舎、月刊「ゲーテ」編集長)

舘野「いや、しょうがなくないでしょう。腹立たしいですよね。臨機応変にしましょうよってことですよね。その2千いくらもらってどうするの?っていう話ですよねぇ」

羽鳥「ちゃんとわかってるんですもんね」

舘野「誠実にやってる人が、その心を持ってやろうとしていることが出来なくなるわけですもんねぇ」

◆番組紹介以上◆

募金活動するのに道路使用許可が必要なのはまあいいとして、その申請に2100円もかかる。しかも手数料というなんという情けない料金!

ちょっと待て! 道路は税金で作り、地方自治体も警察も税金で動いてるだろ!職員の給料もだ。そこからさらに手数料を奪い取るって、いったいどういう了見だ!!
道路は本来交通のために作られたもので、交通以外の利用をするには申請が必要だということなのだが、だからってなんで申請に手数料を取るんだよ!しかも、2100円って!

現在の東京都の最低賃金が時間額837円。その2.5倍だぞ!

しかも、募金でそんなに取られるなんて。その箱にどんな思いでお金を入れてると思ってるんだ!余ってるから捨ててるんじゃないぞ!!!

2012年3月26日 (月)

ツイッター・デモに参加して、思ったこと。

2012年3月25日。
「TwitNoNukes 反原発デモ@渋谷・原宿」に行ってきました。

金曜から具合悪くて昨日もちょっと良くなかったので無理かと思ってたら、朝、そこそこ良くなってたので行けました。そういうことツイートするから余計な心配かけてしまってすみませんでした。でも、皆さんの優しさが嬉しかったです。

さて、この通称ツイッター・デモというのは、特定の政党や団体によるものではなく、ツイッターでの個人の呼びかけをきっかけにはじまったもので、僕が今まで参加してきたデモとはちょっと違いました。
とはいえ、デモVIPたち(いろんなところに参加して目立ってる人たちのこと)も結構いました。

では軽く写真を紹介。

Tnn01

宮下公園から出るとすぐに、リニューアル中に原発事故が起きて閉館せざるをえなくなった電力館があります。東京電力渋谷支社も。東電って、本社は"本店"なのに支社なんだね。

Tnn02

Tnn03

休日の渋谷のど真ん中を突っ切るわけですから、人はいっぱいいます。

Tnn04

静止画でも賑やかな雰囲気が感じられま…せんかね?

今回は、静止画はあまり撮らず、動画をいっぱい撮ってきました。参加しながらなので、正直あまり面白くない映像かと思いますが、まだ参加したことのない方に見てもらって、参加者からの目線を知ってもらえたらいいな、と思っています。デモ隊から見た街の風景で、15分もあります。はい、長いですね… まあ、ちょっとでもいいので見てもらえたら幸いです。

僕はあんまり数多くデモに参加してないのですが、今までは旧タイプ、というか基本形というか、シュプレヒコール中心のものが多かったのですね。大規模なデモは色んな方々が参加しますので、加わった場所によってタイプが変わりますが、今回初参加したツイッター・デモは、それほど大規模じゃないし、全体的に音を立ててにぎやかな雰囲気だったようです。
今まで参加したデモと比べて、沿道の反応が好意的なように感じたのは、やはり人が多く派手な街に、騒がしく賑やかなデモは似合うのでしょうか。飛び入りもいたようで、これは、ドイツなどの大人数が参加するデモに、もしかしたら一番近い形なのではないか、と思いました。
ツイッター・デモは、日本全国各地に飛び火していってます。

いちいち報道してくれりゃいいのに…

未だ事故収束せず、新たに放射性物質が飛散し続けている最中、再稼働を目論む権力者達の横暴は勢いを増しているように感じます。そんな状況でも、興味が無い、どうでもいい、あるいは再稼働すべき、また、反原発がうざい、安全なのにデマで煽るな、という人たちなどには、いくらここで書いても声は届きません。

僕が今から書くことは、脱原発、反原発の人で、まだデモに参加したことがない人に向けています。

一度でもいいからデモに参加してみませんか?

「ネットで書いてるだけじゃ駄目だ、デモに来い!」

とおっしゃる方もおられますが、うん、そういう人を否定はしませんが、僕は少し考えが違います。

ネットで書くだけでも価値はあると思うからです。

人にはそれぞれ事情もあるし、特性、主義、得意不得意などなど…様々な要素がありますので、強制する、あるいは、そうしないと駄目だ!というのは違うと僕は思います。

かくいう僕だって、デモに参加するようなタイプの人間じゃないのです。

インドア派、というか、人間観察は大好きだけど人付き合いはめちゃくちゃ苦手だし、声を出したりこぶしを突き上げたり、そういのが大の苦手な僕にとっては、初めに参加した2回は本当に苦痛でした。
でも、多くの人が参加してるっていうのに、事故前から危険性を知っていた僕が参加しないのは申し訳ないし、お金も能力も人脈もないけど、「1人」という頭数だけでも役に立てれば…と思い、苦しい思いをしながら苦行の気持ちで参加したものです。

後に、誘われた、ざまみやさんの集まりで知り合いが出来、おかげでとても気楽に参加することが出来るようになりました。いまのところは。

それでも僕は「場」がないと話しかけられないので、知り合いのいないデモではきっとやっぱり苦痛になると思います。きっとツイッターで知ってる人はいるんでしょうけどね。
僕のような奴は、どうしたら気楽に、また来たいと思うように出来るのでしょうね。さっぱりわかりません。

また、運営は色々大変だけど、デモに参加する人は電車代とかしかかからないから何で参加しないの?という発言を見たこともあります。

僕は電車代をそんなに気軽に出せる身分ではありません。

この日だって、少しでも交通費を安くすませようと、デモの前後で往復2時間20分の道のりを歩いているのです。電車代くらい出せるだろう、というのは無意識のうちに差別していると思います。

想像してください。

貴方にとってたやすいことが、他人にとっては大変困難なことかもしれないということを。

それでも僕は言いたい。

これからも僕はそんなに沢山のデモには参加できないでしょう。

頼みます。

もし、可能であれば。

もし、嫌でなければ。

もし、少しでもそういう気持ちになったら。

デモに参加してみてはもらえませんでしょうか?

日本の人口から考えたら、まだまだ参加人数が少なすぎます。

あのドイツ、
大事故を起こしたことがないドイツで、
原発を廃止することが決定したドイツで、
日本より4000万人以上人口が少ないドイツで、
3月11日に、5万人も集まったのですよ?

大事故が起きて、まだ終わってないうえに、汚染を全国に広げようとしている日本で、どうしてたったの10万人も集まらない?!

沿道から応援するんでもいいです。とても嬉しいものですから。
人に伝えるだけでもいいです。
最初はそんなところからでいいです。

そして

少しでも可能性があったら、参加してみて下さい。

お願いします。

2012年3月23日 (金)

がれき受け入れに対する最終処分場の声を聞け

がれきの広域処理について、被災地と、受け入れ自治体の広範囲の意見の対立が目立ってますが、本当の処分場の近隣の声、というのは案外知らせれていません。

2012年3月22日に放送されたNHKの番組を紹介します。

持論公論「がれき受け入れ“拒否”の理由」

松本浩司 解説委員 災害・社会問題担当

※今回は詳細な文字起こしではありません。

◆◆◆開始◆◆◆

震災がれきの広域処理が、国が新たな対策を打ち出したことで受け入れを表明する自治体が増え始めたが、市長や議会が決断しても、地元の住民との話し合いはこれからで、特に最終処分場周辺の住民の抵抗感は小さくない。

広域処理は、新たな財政支援が示されたことなどで、受け入れ、あるいはその見当を始めた自治体が増え始め、NHKのまとめで70を超え、先月末に比べて2倍。

Grk

神奈川県の黒岩知事は、昨年12月、地元の理解を前提に横須賀市にある県の産業廃棄物の最終処分場で焼却灰を受け入れないという考えを示した。

しかし、処分場のある横須賀市大楠地区の住民が反発し、先月、知事に計画を撤回するよう求めたところ、全国から批判が殺到し、横須賀市に寄せられた非難や苦情は100件を超えた。

市がまとめた2日分のメールの抜粋。

Mail

平成24年2月22日(水)のメール抜粋(要旨)

○横須賀市民は日本中の笑いものになるだろう。
○横須賀市民は、自分だけ良ければいい醜い根性の人間ばっかりなのか。
○横須賀市民は、血も涙もない市民だ。
○横須賀市民の血はどす黒い冷たい血なのでしょうね。
○醜い市民ですね。大嫌いになった。
○情け無い奴らめ、恥を知れ!
○東北・新潟の原子力発電所の電気を使う資格なし!
○電気の恩恵を受けていながら、横須賀市の都合で拒否するとは理解できない。
○近々起こるだろう東海地震で全滅しようが、義捐金も出す気になれない。
○そんなに放射能が嫌なら、横須賀を離れて、西日本方面へ引っ越せ。
○私は日本国民で、がれき処理は大賛成だ。反対する君たちは非国民だ。
○市長は、だらしのない活力に欠けた人なのか。
○反対派を説得する知恵も情熱も持ち合わせていない方が市政を担っていることが恥ずかしい。
○反対するだけなら「猿」にもできる。
○一部の反対運動団体の圧力に屈しているのか。
○横須賀市が同様被害に遭った時には、日本中の都市から見放されるだろう。
○地震・津波などがあっても、横須賀市の態度を忘れないぞ。
○(東海地震?)で横須賀市が被災したとき、身勝手な横須賀市民を助けるか。

平成24年2月23日(木)のメール抜粋(要旨)

○今被災地が支援してもらいたいのは言葉ではなく、少しのがれき受け入れかもしれない。国民、市民に理解してもらえるような市長の動きに期待。
○いろいろ困難な事情はあるだろうが、大局的な見地に立ち、被災地支援に協力されることを切望する。
○今一度、日本人として何をすべきか考えて住民への説得努力をお願いする。
○がれき受け入れによる「風評被害」どころか、横須賀は全市をあげて冷淡で身勝手なところとの「風評」が広まってしまったのではないか。
○「市長 受け入れに拒否」と、横須賀が一方的に悪者になっている。マスコミ報道に抗議した方がよい。

地元町内会の役員達の家にも同様の電話が相次いだ。


大楠地区は、農漁業が盛んで、ベッドタウンでもある。

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この地区には、自分だけが良ければ良いどころか、誰もが嫌がる施設を受け入れてきた歴史があった。

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昭和51年に横須賀市のゴミ埋め立て場を受け入れた。
当時は処理が不十分で、汚染された黒い水が流れ出したり、カラスやハエが大量に発生するなど深刻な環境汚染に苦しんできた。

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ゴミの受け入れは当初10年間だけという約束でしたが、結局22年間に及んだ。

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それが終わると今度は県の産業廃棄物処分場を引き受けさせられた。

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それが今回焼却灰の受け入れが検討されている施設。
この施設の受け入れをめぐって当時、地区は反対と受け入れやむなしの2つの派に分かれて激しく対立し、その傷跡を今も引きずっている。

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さらに現在市が新たなゴミ焼却施設を作りたいと提案し、受け入れる方向になっている。

大楠地区の住民は、ゴミ処理施設をめぐるゴタゴタだけはもうこりごり。

*

 

産業廃棄物処分場を受け入れた際、地元は県と協定書を結んでいた。

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この中に、受け入れる廃棄物は県内から出されたものに限定すると言う約束と、協定の内容を変更しようとするときは、速やかに県と地元で協議を行うという約束がある。地元としては、一旦引き受けると既成事実として負担が増大していった経験から、歯止めとして設けた。

今回この約束がないがしろにされた。

黒岩知事は、去年5月に一旦受け入れの方針を示したが、この時も、12月に改めて表明した時も、県から大楠地区に事前の相談はなかった。

町内会長や自治会長たちは憤慨したが、それでも被災地の窮状に心を痛めていたため、県が開いた説明会に足を運んだ。
町内会長などは、知事と大楠地区の人たちだけで話し合いたいと希望してたが、他の地区や市外からも大勢の人がつめかけたため、肝心の地元町内会長たちが会場に入れなかった。
遠くからやってきた反原発や政治活動のグループが、知事の説明や質疑応答に野次や怒号を浴びせ地元の人たちが静止してもおさまらなかった。

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持ち込まれる焼却灰の安全性の根拠や処分場の敷地にある活断層への備えなどについて、知事や担当者から納得のいく説明を聞くことはできなかった。

混乱と説明不足のうちに終わり、まずは知事の話を聞いてみようじゃないかといって参加した町内会長たちは、終わったときには全員受け入れ反対で気持ちが固まっていた。

さらにこの2日後の黒岩知事の記者会見で、地元の人たちを批判したと受け取れる発言があったため町内会の役員たちは、話し合いの窓口は残しながらも一気に受け入れ拒否という結論に至った。

昨日黒岩知事に話を聞いた。

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県・これまでの案を撤回し、新案取りまとめへ
地元の人たちに対して「すべてのことをお詫びしたうえで、丁寧に説明したい」

国は、安全基準について、法律に基づいた告示として近く分かりやすく示したいとしている。

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さらに、住民への分かりやすい説明のしかたについても、国がもっと知恵を絞って自治体に助言をして、国自信ももっと全面に出る必要がある。国は、以前よりは自らの責任を明確にしているが、自治体側は風評被害が出てしまった場合の対応などの責任をもっと具体的に示してほしいと求めている。

国の権限をもっと強化するべきだという意見もあるが、受け入れ側の地元の人の多くが納得しないまま進めるようなことになれば、地域に深い傷を残すことにもなりかねない。


◆以上◆

受け入れ地元の声、というものはあまり聞けないので、その点で貴重な番組だったと思います。

がれき受け入れ拒否に対する苦情メールを読むと、大変冷酷な言葉が並んでいます。はっきり言って脅迫です。
がれき受け入れる人は心優しく、拒否する人は冷たい、と批判されますが、このメールの文を読んで、どう感じるでしょうか。

番組は、大前提として、瓦礫は安全に処理されるということで話を進めているので、色々納得いかない部分があります。

例えば、さらっと映ったこの画像。

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地域への拡散や内部被曝の問題もあるというのに、一切漏れないことを前提にしている。しかも、100ベクレルというのは事故前のクリアランスレベルであり、現在政府が定めた基準は8000ベクレル。いったい何の話をしているのだろうか。ここでは100を維持するというのだろうか。

反原発活動家の妨害のせいで説明会が混乱した、と暗に批判的に言っているが、ではなぜ地元町内会長らは、説明会がきっかけで拒否という結論に至ったのか。聞き流してると気付きませんが、何を言ってるのかよくわかりません。

そして、今後の対策としても、風評被害についての責任は求めているが、それよりも重大な「実害」については一切言及していない。

つまりこれこそが信用されない最大の要因なのだ。

できない約束はしない。

責任回避のためにはこれが最重要です。

つまり、言及しないことは絶対に責任取らないという意味なのです。

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