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2011年4月

2011年4月28日 (木)

「モニタリングポストの位置がおかしい!」は風評なのか!?

環境放射線量を測るモニタリングポストの高さが、場所によってまちまち(※)で、地表から20m前後が多いということで、人間の居る場所と上空の流れてくる場所を避け、数値が低く出るところを選んでいる、という批判がネット上に多数見られますね。僕も最初はそうなのかと思いましたが、これもちょっと問題点が違います。
(※NHK科学文化部によれば、高さがまちまちなことが問題だとか)

このような声に対する答えを東京副都知事の猪瀬直樹氏が自身のブログに載せました。
◇猪瀬直樹Blog
◇新宿の健康安全研究センターに確認に行く。風評被害を防ぐため。

Blogより◆「地上20メートルの計測はおかしい。計測値の低いところだけで計っている」とか「地面近くの子供の背丈ぐらいのところでなぜ計測しないのか」など俗説がツイッター上で流されている。◆


ちょっと待て、作家・猪瀬直樹よ。二つ目は疑問であり俗説ではないぞ。
こんな人に、言語技術がないとか言われたくないんですけどー

そして、確認しに行く前に「風評」と決め付けるな。風評だと立証しよう、という前提で思考しないでほしい。


◆「テルテル坊主の高さは1メートル80センチである。地面であっても、屋上の床の上であっても同じ高さである」◆

もっと高く見えるけど、テルテル坊主っぽくないアルミカバーの中のどの位置をもって180cmとなっているのかわからないので、10~20cmくらいは誤差があるかもしれません。しかし、石原慎太郎氏が181cmらしい(wikipediaより)ので、写真の検出器を置き換えて見るとちょっと不思議な構図になるような…

まあ、これは数字が間違ってたとしても大差ないでしょう。


◆「モニタリングポストの検出地点は、地面から発せられる放射線の影響を受けにくくするため1メートル80センチで測定するという基準があるのだ」◆

この「基準」とは、どこの基準だろう。健康安全研究センターの基準かな?
新宿の検出器は昔からあるので、現在の非常時用の基準ではないだろうけど、千葉県の放射線医学総合研究所では、地表から150cmの位置に設置しているらしいので、様々なやり方があるのだろう。
資料が見つからないので、本当に屋上でも床からの高さでいいのかわかりませんが、説明を読む限り、つまりコンクリートなどの物体から出る放射線を避けてるようなので、これでよさそうな感じです。(※NHK科学文化部によれば、空間線量は高さで大分変わるそうだが…)

つまり、モニタリングポストというものは、そもそも平時の空中での放射線量を測定するためのもので、地面や建物からの通常の放射線、地表に溜まった放射性物質からの放射線を測定する役割じゃない、っていう主張か。

以前から同じ位置に置いてあるので、数値を低く見せようとして高い位置に置いた、という指摘はおそらく間違いであり、風評と言われてもしょうがない。ここは撤回すべきことだ。

だがしかし!

猪瀬氏の説明は、この位置が適切であると言っているだけで、もう一つの疑問、「地面近くの子供の背丈ぐらいのところでなぜ計測しないのか」については答えていない。

平時ならこれでいいだろうけど、今は毎日大量の放射性物質が原発から放出されています。と、いうことは、それがどれだけ降り注いでいるのか、地上にどれだけ溜まるのか、呼吸によって内部被曝しないのか、ということが関心事なのだ。

猪瀬氏は、線量計は正確なものは大変高価で、一般の方が持っているものは目安にしかならないようなことを言って締めているが、だったら一般人が独自に測って「高い」と言っている地表近くの数値を、専門家によって出してもらうのが筋である。

2011年4月24日 (日)

福島の子供を放射能から守れ

以前からおかしいおかしいと言われて来た、福島の学校の放射線許容量について、まとめました。

2011年4月21日 ドイツの新聞、シュピーゲルオンラインより
福島カタストロフ現象の取り組みで、日本の文科省は極端な手法に着手した:同省は、子ども達が学校や保育園で浴びることになる放射線量の最大値を毎時3.8マイクロシーベルトに確定したのだ。シュピーゲルインフォメーションによれば、これは一日に8時間外気に当たる場合に1年で約20ミリシーベルトに達する恐れのあるもので、-ドイツの1人の原発作業員の最大値と同じである。

いくら非常時だからと言って、大人より被害を受けやすい子供に、ドイツの原発作業員の最大値と同じ数字を設定するなんて。

そんな非情な指示を受けている地域の方々が、その設定をした文科省に訴えに来た動画です。

福島の子供たちを放射能から守れ<YOUTUBE>前半後半

驚愕の内容。
訊くこと訊くこと何も知らない・・・・・
「放射線管理区域」も「労働基準法」も知らない・・・・・
事前に受けた質問に合わせて担当者を出してるので、と、ちょっとでもずれた質問されたら全くわからない。そして住民の方は凄く勉強している。

このようなことについて、滋賀県の民主党の参議院議員、林久美子さんはこんなことをつぶやいてます。

「放射線量の基準についてなど、事実確認もせず、虚偽の噂を流布している方々を見受けます。政治が子どもの安全を損なうことをするわけがない。冷静な判断こそが求められるのは言うまでもありません。」

この方は、小学生の息子がいるそうです…

こういった極悪非道の政府に対して、署名活動が行われています。
効力はなさそうですが、気になる方は詳細をご確認ください。

GREENPEACE
賛同受付中! NGO共同で政府に申し入れ――「こどもの基準=原発労働者(大人)の基準」の見直しを

今まさに、福島で政府主導、東京電力の協力により強制的に人体実験が行われています。

2011年4月23日 (土)

野菜の測定方法

一時期出荷自粛要請などで話題になった原発周辺の野菜ですが、このところ解除される例が増えてきました。暫定規制値が適切な数値かどうかは解らないので、とりあえず置いておきます。

僕が気になっているのは、測定方法です。

食べない植物の検査は通常洗わずに行われるのですが、野菜は食べる前提で検査するので、食べる状態に近くして測るそうなのです。つまり、『洗ってから』切って測定します。

ところが、この洗ってから測定しているという事実が報道されていないのです。
なので、テレビでは洗えば落ちるよ、ってな解説をしたりしてるわけです。

日本生活習慣予防協会のHPにも、

「もしも、野菜などの表面に大気中の放射性物質が付着したとしても、水洗いをすることで、ある程度は落とすことができます。その場合は、葉の裏表から茎まで、よく洗う必要があります。野菜の皮や外側の葉をむくのも効果的です」

なんて書いてあります。

つまり公表されている数値は既に洗った後の数値だけど、洗わずに出荷された物を買ったら、家で洗ってやっと発表された数値に近づくのです。日数と洗い方にもよるけど。

さらに、政府やマスコミは「風評被害」という言葉の暴力で、怖いという感情を持つことに規制をかけてきます。
設定されている規制値が本当に安全なのかがまず信じられないし、出来たら全く心配ない野菜を食べたいのは当然の感情だと思うし、どれを選ぶかは購入者の自由だ。
この言葉が思惑通りに効果を表し、あえて原発周辺だけど安全といわれた野菜を買おうという動きも多いです。そして、怖いと言うと酷いと言われます。怒りの矛先を間違えています。本当に責任のある人たちは、時折意図的に一般市民同士をいがみ合わせるように仕組むらしいので、これもそういうことかもしれませんね。

原発周辺の農家の方の中には、「風評被害」だなんて嘘で、実害があるから、安全なものを届けたいから出荷できないんだ、と訴える人がいる一方、設定が厳しすぎるから規制を緩和してくれ、と言う人もいる。
専門家でも、十分に安全な数値だ、と言う人もいれば、大幅に大きすぎる数値だ、と言う人もいる。自称専門家がテレビで嘘を毎日言っている中、誰を信用していいのかもはやわからないのです。

ただ、テレビやネットで解説している人のほとんどが、この「洗ってから測定」という事実を知らないようなので、少なくとも判断材料として知っておくべきことだと思って書きました。

2011年4月17日 (日)

非常時の暫定規制値の意味

未だによく耳にする「暫定規制値」ですが、事故が長期化し、東京の空や水道でも平時の値を越える放射性物質が検出され続ける今、この数字の根拠が気になります。

当初、官房長官は意味を詳しく説明していました。

「この数値の○○を、仮に1年間摂取し続けたとしても、将来にわたって健康に影響を及ぼさない」

その厳密な数値に関しては、良心的な専門家の方に委ねるとして、ここでは、調べてるうちに気がついた、官房長官の言った言葉の本当の意味をもう一度検証してみます。勘違いされてる方も多い気がするのです。

日本放射線影響学会が発表した資料の中に、気になる記述がいくつかあります。

「コーデックス委員会が示している値は、乳児だけではなく成人についても指標地は100Bq/kgである、乳児に対する規制値だけを採用した背景は不明である」

成人は300Bq/kgに設定されていますが、背景は不明って・・・

「4/5に追加された魚介類中の放射性ヨウ素については、2000Bq/kg」

この急に出てきたでかい数字の根拠が見当たらない…

「放射性物質は、半減期に従い指数関数的に減衰する。 ~中略~ 規制値の算定では、このような食品中の放射性物質の減衰を想定しており、食品が年間を通じて放射性物質による新たな継続的な汚染を想定しているわけではない」

はい、ここ重要です。

官房長官の発表では「この水を1年間摂取し続けたとしても…」ということになりますが、それは「300Bq/kgの汚染水を毎日飲む、つまり毎日同じ濃度の汚染水を摂取するという仮定だと受け取れます。

しかし、ここに書いてあることは違います。半減期を考慮しなければならないのです。

例えば、放射性ヨウ素131によって汚染された水をある日検査したら、300Bq/kgという数値が出たとする。
ヨウ素131は半減期が8日なので、8日後には同じ水の数値が150Bq/kgに下がっている。
16日後になると75Bq/kg・・・・・というように、時間が経つにつれて数値が下がっていき、40日後には、9.375Bq/kgに下がります。ここまでくるとWHOの平時の基準値以下で、1年間飲み続けても問題ない値ということになります。
今回の日本での設定では、汲み置きの同じ水を飲み続けるのでさらに数値は下がっていき、72日後には1Bq/gkを下回ります。そして1年間の残りの293日間は、ほぼ汚染されていない水を飲んでいることになります。これが暫定規制値として設定されているのです。

成人が一日に飲む水の量を1.65リットルと設定してあるので、つまりこの数値は、ある日300Bq/kgに汚染された水を1.65リットル×365日=602.25リットル貯めておき、それを1年間、均等に飲み続けた数値、という非現実的な値なのです。
これがセシウム137の場合だと、半減期が30年もあり、1年ではほとんど数値は変わらないので勘違いしても問題ありません。しかし、ヨウ素に関しては全く違う数値になってしまいます。

さて、東京都水道局では、各浄水場の水を毎日検査して発表していまして、大騒ぎになった日から順調に数値が下がり、数日後からはずっと「不検出」と表示されていますが、ここでの不検出とは20Bq/kg以下だという。

前述の通り、暫定規制値は、一度汚染された水を再汚染させることなく飲み続けた場合ですので、未だ原発からの放射性物質の放出が止まらない状況で、継続して水を水道から摂取するということは、暫定規制値の前提に当てはまらないことになります。ちょっと計算の仕方がわからないのですが、仮に毎日同じ数値の水を摂取するとして、暫定規制値と同じになるには1日いくつまで許されるのでしょうか。

浜岡原発止めて欲しいけど、稲博士の主張を理由に断られる。

心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた

 

全然問題ありません!稲博士の緊急提言

原発を作った人が、いいかげんに作られてるって言ってるのは説得力あるけど、根拠を話さず安全ばかり強調する人。どちらを信じるかは・・・・・

2011年4月13日 (水)

モルモット

枝野幸男官房長官が、またとんでもないことをぶっちゃけました!

格納容器が爆発した場合について聞かれ、

「万が一起こったとしても、現在の避難指示区域でよい。原子力安全・保安院、原子力安全委員会と相談して、指示を出している」

爆発しても避難指示区域を変えないということは、その時は逃げても無駄ということか、既に爆発しても変わらないくらい漏れてるか、どっちかということなのだろう。それとも、もうわけわかんなくなってる???
人命を救う気は全くないようですね。

Edano_baku_2

彼のオフィシャルサイト開くと、かっこよくフラッシュで、こんな文字が現れます。

許さない!! 利権・バラマキ・先送り
脱 バラマキ政治   脱 官僚主義    脱 中央集権

今やってること…

やっと計画避難地域に指定された飯舘村の村長も、まだ屋内退避だった頃、こんな提言書を村に来た農林大臣に渡したそうです。住民がツイッターで公開されてました。

◆本村は反核の旗手になるつもりはない
飯舘村が原発事故における放射能汚染被災地の範となって復旧復興を果たす事こそが福島県を初めとする東北地方さらには日本にとっての最大の利益となり世界の範となるものとかんがえる。

◆世界の範となる復旧復興の村へ
世界の範となる復旧復興を果たすには、国がこの村を放射能から蘇らせるモデルケースの村とし提起し産官学が一体となって前例の無い施策を積極的かつ迅速に実施して農村としての早期復興を果たしていく事が必要でありこの取り組みが今後の日本政府にとってのプラスにつながるものと考える。そのためには、国を挙げて英知を結集してセシウム137などの半減期の長い放射性物質の他、原発事故により飛来した全ての放射性物質の水、土壌からの完全除去を実現することが急務でありこの実績が各地の原発立地地域の今後のあり方に関する大きな指標となるものと考える。

他に、「本村に生活基盤を置きつつ世界の範となる復旧復興を果たすことを望んでいる」
とか、「本村をモデル的復旧復興事業の対象地として指定する事を強く要請する」
など、村民には広報で「村民の安全を第一に」とか言っておきながら、村民の意見は聞かず、勝手に村の総意かのように人体実験志願をするとは、これは虐殺に当たるのではないでしょうか。

2011年4月12日 (火)

経団連と今後の原発推進

昨日も今日も大きな余震がありました。
置物が落ちるくらいの被害しかない僕でもこんなに怖いのだから、被災地の方々はどれだけ怖いことでしょう。どれだけ心細いことでしょう…。きっと想像もつかないくらいだと思います。

今日は、レベル7になったと発表されましたね。チェルノブイリと同じ最悪ランクです。
おそらく統一地方選挙が終わるまでは、一見沈静化したように国民に感じさせるために大きな発表は控えていたのでしょうね。計画発表。
しかも、保安院も政府もテレビ局も、レベル7だけどチェルノブイリと比べていかに小さいかを強調する。そんなに差があるのなら、むしろレベル7の深刻さを強調していることにならないか?もう話しにならない酷いレベルに入ったってことでしょ?


さて、本題。

日本経団連の米倉弘昌会長が驚くべき発言をしています。

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「甘かったということは絶対にない。要するにあれは国の安全基準というのがあって、それに基づき設計されているはずだ。恐らく、それよりも何十倍の安全ファクターを入れてやっている。東電は全然、甘くはない」

「千年に一度の津波に耐えているのは素晴らしいこと」


千年に一度の津波って?
そうか、そんなに凄い津波だったんだ…

1896年 明治三陸地震 38.2m
1933年 昭和三陸地震 28.7m(遡上高)
1983年 日本海中部地震 14.9m
1993年 北海道南西沖地震 16.8m

2011年 東日本大震災 福島第一原発 14~15m

千年どころか、ここ百年あまりの間に、同クラスから大幅に超える高さの津波が記録されている。

一部には、「地震と津波には耐えたが、その後の対応が悪かったので爆発した」との意見もありますが、それなら地震や津波がなかったとしても、電気が途絶えるだけでこうなるものって、安全なのだろうか。

さらにこの人は、原発をバリバリ推進したいみたいだけど、そのためにも間違ってると思う。
もしそうしたいなら、東京電力を擁護せずに、むしろ人災として一部の人間に責任おっかぶせた方がいいと思う。

擁護するとこういうことになる。

<1>原因は何にせよ、事故が起きると大変なことになることは誰の目にも明らか。
<2>大幅に安全性を考慮していたが、想定外なので不可抗力。東電には責任なし。
<3>今後は安全性を確認して強化する。

<2>によって、安全性を大幅に考慮していても想定外の災害が起こる可能性があることになる。
しかし、<3>を主張するということは、今回は想定に問題があったということになる。
それなら東電にも責任が生じる。

ま、別のところで「国の基準がまずかった」と言ってますけど、じゃあなんでここは特に被害があったのか。危険性を指摘されながら応じなかったのは東電だという証拠もあがってますし。

つまり、今回は安全性の基準か施工か運用に問題があった完全な人災ということにしないと筋が通らないのである。

なので、電気事業連合会や経団連や政府や大手マスコミは、協力して東京電力だけを悪者にするしか、今後原発を建てるための筋を通せないのです。

実はここが落とし穴ではないかと今恐れているのです。

政府は東電の責任を追及すると名言している。
保安院や安全委員会は、顔ぶれ変えちゃえばOK。
テレビ局は最後まで東電を守り通す。

こうしているまま東電が解体したとなると、責任の大きい存在が消える。
東電は、今回の事故のせいで新しい原発に手を出しにくいので、解体した方が推進派には都合がいいのです。東北電力や他の会社がやればいいのだから。

こうして、政治家と電力会社と大手マスコミの利権構造が守られるわけです。

緊急開設

きっとこんな影響力のない人間放置だろうけど、ネットの取り締まりが強化されているので、とりあえず新しくブログを立ち上げて見ました。心置きなく連日の問題を取り上げます。

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