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2011年7月

2011年7月 3日 (日)

池田信夫氏の発言を気にする理由

連日、価値の高い動画が紹介されていて大人気の、ざまあみやがれい!さんのブログに書かれた記事について、思うところを書きます。

この記事です↓

「池田信夫氏が反原発の人に「死ね」と言われるのは単に性格が嫌われているからです。」
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65746883.html 


僕は池田信夫氏のブログもツイッターもチェックしてません。たまに情報が流れてきたときに確認する程度で、直接意見を書いたことは一回だけだと思います。

さて、池田氏の以下の発言。

反原発派が私に対して投げつけてくる言葉の特徴は、ほとんどが匿名で「クズ」とか「死ね」などの罵倒が多いことだ。こういう場合、論理で説得するのは無駄である。彼らを動かしているのは、論理ではなく感情、特に放射能という見えない脅威に対する恐怖だからだ。
池田信夫blog より
 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51721087.html

まず「匿名で」と言うのは他にもよく批判的に言う人がいますが、我々のような無名人が名前をさらすことに何のメリットがあるというのでしょう。デメリットはあっても、その発言の信頼性は少しも上がらないだろうと思います。こういった批判は人の価値を下げることを狙った常套手段だと思います。
僕は、池田氏のブログをたまにしか見てないせいか、「クズ」とか「死ね」と罵倒している人を見たことがないのでそれがどの程度いるのかわかりませんが、理性的に反論を述べている人が複数いるにも関わらず、このように書くと、罵倒してくる人ばかりという印象を読者に与えます。ここがある意味上手いわけですが。


ざまあみやがれい!さんによりますと、同じことでも池田氏が発言すると間違ってると思われ、自分が「そうでもないよ」と言って改めて読んだ人は「そうでもなかった」となる、とのことですが、これは池田氏を嫌う先入観のせいもあるかもしれないが、それと同時に、ざまあみやがれい!さんが好かれてるから、信用されているから、ということもあると思います。

ざまあみやがれい!さんも日ごろつぶやいてますが、自分が感謝されるのはちょっとおかしいと思っていたり、称賛されるけど、動画を見てくれない、と嘆いていますよね。
反原発の人にとって、あまりに価値のあるブログになったために、個人として尊敬・感謝されているのです。ざまあみやがれい!さん自身が繰り返し言っているように、動画本編を見て欲しいのに、文字起こしに感謝が来る。

これに関して、僕は良いとか悪いとか言うわけじゃないんです。それぞれの都合がありますから。

ざまあみやがれい!さんという存在が、ある意味神格化してしまい、その発言の影響力が大きくなっているのです。つまり、「池田信夫が言うからムカつく」けど、「ざまあみやがれい!さんが言うなら正しい」のかも、ということになっていると思うのです。

この二つは全く同じことです。

ちゃんと自分で判断しなきゃ駄目なのです。


そして、僕が池田信夫氏の話題に食いつくのは、以下の理由からです。

池田氏個人については直接原発や電力時事情に影響力を持っているわけではなさそうなので別に放っておけばいいと思うのですが、それに群がる信者のような人たち、「おっしゃるとおりです」の人たちが結構いるのです。それも個々で見れば影響力は池田氏より小さいかもしれません。しかし、こういった構造が、原発を乱立させる社会を作ったのではないかと僕は思っているのです。だから、少しでも彼の発言に疑問を持って接する人を増やしたい、と思っているのです。

池田氏は、堂々と嘘を書きます。

例えば・・・

ジャーナリストの上杉隆氏の一連の発言について。

上杉氏は、原発事故直後から、海外メディアではメルトダウンが起きていると報じている、と言うとそれは絶対起きてない、起きない、デマを流すな、と様々な人に叩かれてきました。

政府は「炉心が一部損傷」と発表していました。

上杉氏は、炉心が一部損傷した時点で英語ではメルトダウンと言うと指摘。どうやら政府としては、英語で言うところの、フルメルト、つまり全炉心が溶融し切ってしまうことのみをメルトダウンと言うのだという見解らしい、と言っていた。

それから大分経って、事故発生から2ヶ月でやっと政府も「メルトダウン」を認めた。これはフリーの記者だけじゃなく、テレビや新聞もそのように報じた。


この一連の出来事を池田信夫氏に言わせるとこうだ。


政府は最初から炉心溶融していると発表していたが、炉心溶融とメルトダウンが同じだということを上杉隆は知らないから、前からメルトダウンと同じ意味の発表をしているのに、隠蔽だと騒いでる。

政府は隠してないから、上杉隆はやはりデマを撒き散らしたのだ。


唖然

わざと上杉隆氏を悪者に仕立て上げようとしているのか、あるいはただの忘れん棒である。しかし、ああいった立場の人間は、忘れん棒では済まされないのである。

そして、このような池田氏の発言に対して同調して、上杉隆はやっぱり嘘つきだってことが証明された、とか、彼に振り回されてる人が多い、とか、そのような意見を述べている賛同者が複数いたのである。


おそらく池田氏は、わかってて書いてると思うので、問題はそれを信じている人たちだ。

事実確認もろくにしないで、あるいは忘れてしまうのか、池田氏の言うことなら正しいに決まってると思っているのかわからないが、完全に嘘に飲み込まれてしまっている。

このような行動が、いわゆる原発の「安全神話」や原発稼動しないと電気が足りない、経済が破綻するなどの論調に繋がっていくのだと僕は思う。

だから、個人としてはどうでもいい池田信夫氏の発言について僕は、反論というか訂正をしようと試みることがあるのです。


かといって、ざまあみやがれい!さんの言うように、それは無駄な時間だという意見もわからなくはない。でも、僕にとってはこちらも重要。

ざまあみやがれい!さんのブログは非常に貴重な、大切なことを教えてくれる情報にあふれていて、知識を深めるためには大変有用です。しかし、それを見ようとする人の多くは、既に原発に恐怖をや疑念を抱いている人ではないだろうか。あとは都合の悪い情報を打ち消したい人か。

上杉隆氏の発言を頭ごなしにデマだと言ったり、池田信夫氏の発言に心酔してるような人たちがはたしてまともにあのような動画に向き合ってくれるだろうか。正直言って、それはほとんどないと思う。

つまり、それはそれ、これはこれ。

ざまあみやがれい!さんの活動も価値が高いし支持するけど、僕はまた違う方向でも活動する、ということです。誇れるほどのことはしてませんが…

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